社長の推定年齢は50歳以上だったと思う(髪は全て白髪)。自分から年齢を明かすことは無いし、こちらから聞くなんて事もなかった。
会社の創業から2024年現在、35年経過している。さすがに新卒(22,23歳)で起業はなさそうだが、仮に22歳で起業とした場合でも57歳。25歳で起業した場合は2024年時点で59歳になる計算になる。魚拓で取れる最古の会社HPは創業12年目時点で、その時から2024年時点の社長と同一人物である。それ以前は現社長の親か親族、もしくは全く別の人間が経営していた可能性が0ではない。その場合社長の年齢はもう少し若くなるかも。
会社を畳むor辞めることを何度も話していた
これは複数人に話していた事実である。推定年齢的に確かに辞める良い年だろうとは思う。ただ、記事執筆時点(2024年)の約10年前から、この発言があったということ。十中八九”定年”といえど、本人は「定年で辞めます」とは言ってなかったということ。私自身もその発言を聞いていたが、いずれ辞めるぐらいな話だけだった(会社を畳むのか社長が退職するのか不明瞭だった)。しかし、別の同僚は私よりかなり具体的な話をしていて、それを私にも共有してくれていた。
同僚が聞いていた会社を畳む具体的な話
「会社を畳んで上位の社員を代表にする訳ではない。会社自体がなくなる。その時、付き合いがある別のSIerのパートナー企業に社員の受け入れを頼むかも。」という話だった。別のSIerパートナーの名前も具体的に2社上げていたのを覚えている。ここまで具体的な話を別の同僚にしていたが、こういう話が全員に共有されないのもおかしなことだと思う。なぜこの同僚がこういう立ち入った話を社長から聞くことになったかといえば、この同僚は退職しているのだ。転職を引き止める方便として出た話なんじゃないかと思う。「あと少しで辞めるから、それまで付き合ってくれんか?」みたいな。ちなみにこの同僚との会話から約10年会社が続いてるわけだが。
社長の発言の意図を推測
こういう情報を伝えて3年内に実際に辞めてるなら100歩譲ってわかるけど、今尚会社は継続している。なぜこういう話を不明瞭に伝えてくるのかといえば、社員が転職する可能性を少しでも抑えたいという狙いがあると想像する。この会社に入ってくる人間は転職できるか微妙なラインにいる(別記事に書いた通り余裕で転職可能な人が多いのだが)が、そういう人たちは「じゃあ社長が辞めるまで付き合うか」みたいな判断をする可能性が高いのだ。ちょうどよい転職理由になる、「会社が畳まれるので転職活動してます」と。
結局のところ「会社を畳む」「経営のトップが辞める」みたいな重要情報を不明瞭に伝えてくるのはどう考えてもおかしく、これ自体がブラックだと思うのだが